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参音叉2302Racing
"参音叉"とはIdentity、"2302"とはHometown、"Racing"とはOriginalityである
  20090108 0114
夢を与える職業(interlude)
トークショーの余談になりますが。



行列の最前列に並んでいたのは
サッカーをやってるらしき小学生くらいの男の子とその母親でした。
なんでも、午前3時から並んでいたそう。


どうやら、会話の節々から「11番の選手」の大ファンだそうで
今日のイベントでサインをもらえることと間近で会えることを本当に楽しみにしていたようでした。


実際、3時から並んでいたのなら、整理券を入手するまで7時間も待っていた訳ですが
文句1つ言わず、持っていた選手の記事が入っているサッカー雑誌をずっと熱心に読み
また、熱狂的なサポーターの人達と会話も交わしたりしてました。
マニアックな大人相手に物怖じしない子供っていうことにも、スゴいなと感じました。


会場がオープンになって、イベント開始時間が近づくと
係員の人が子供に声をかけてまわっている。
「なんだろう?スタッフは何を子供と話しているんだろう?」と思ってたら
選ばれた3人の子供が、裏手のスタッフ控え室の方に案内されていった。



それから直ぐにイベントがスタートして、
司会者が選手を迎え入れるところで「あっ!!」と思ったんですよ。



サッカー中継とかでよく見ると思うんですが
選手が、子供の手を引いてスタジアムのピッチに入って来る
「ハンドウィズハンド」を、このイベントでもやってたんです。
つまり、さっきのスタッフは、その相手の子供を選んでたんですね。


それで、11番の選手のところをみやると
選手が手を引いてるのは、行列の先頭に並んでいたあの子供!!
会えることはもとより、なんと手をつないで一緒に入場して来たんです。


子供の満面の笑みは言うまでも有りません
そのあと、記念に2ショット写真まで撮ってもらって握手までして。
心温まる良い光景でした。
みてるこちらまで幸せな気持ちにすらなりましたね。




そして、トークショーでその11番の選手が、司会者の質問に対してこう答えてた。



Q:プロのサッカー選手になるためにはどうしたらいいですか??

A:まず、サッカーを楽しむことが大切です。
小学生ぐらいまでは、とにかくサッカーを楽しんでやること。
大きくなれば、つらいことも出て来る。
他に楽しいことができて、サッカーを辞めてしまう人も居る。
それでも続けて行けるからこそ、プロになれるんだと思います。
この会場に、たくさんの親御さんがいらっしゃると思います。
ぜひお子さんにサッカーを楽しめる環境を作ってあげて下さい。
そして、誉めて伸ばしてあげて下さい。
今日、私は自分の子供と初蹴りをしてきましたが、その間ずっと誉めてあげてました。




これは自分の心にグサリと刺さりました。


サッカーに限らず
「楽しむことが大事」
「続けることが大事」
そして
「周りの環境も大事」


自分の周囲や仕事関係にも、同じことが言えるな、と。
帰りの電車の中で、そんなことを考えていました。

プロスポーツ選手って、身体能力もそうだけど
こういった精神的な部分が一番スゴいと思う。
サッカーに限らず、野球やバレーボールとかもそうですが
ファンを大切にして、なお子供の手本となり
さらには目標であったり夢だったりを与えている。


音楽系の学校に行っていないことがコンプレックスですが
専門職に身を置く人間の片割れとして
幼少の頃にスポーツをやってたことに改めて良かったと思いました。




このイベントは、いわばサイン色紙をもらうだけのイベントですが
自分には、色紙以上の大きな何かを頂けた気がします。





(もうちょっと続くよ…)
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